著者は、伊藤計劃。
ハヤカワSFシリーズ Jコレクション。
充分に楽しめるディストピアものでした。
ネットのどこぞでの評価で「百合モノ」って扱いされてたけど、それはどうかなぁ、とは思うけど。
「管理社会、大好き(はぁと)」な私にとっては明日からでも歓迎したい世界ではありますが、
まぁきっと息苦しくなってしまうのでしょう。
つまり、酒や煙草やカフェインを「選ばない自由」が欲しいわけですよ。
誰かから禁止されて、ってのは好みに合わない。
他者に迷惑かからない範疇でなら、自分で決めるし、自分で決めたほうがいい。
そもそも縛られて上手くいった試しがねぇよ、この人生。
外部システム(周辺環境とか)に頼りきってると、万が一には心中するしかなくなるからね。
その「~しかなくなる」ってのが嫌だから。
読んでいるあいだ、容姿描写がほとんどないのが気になった。
これを、作者が「書かなかった」のか「書けなかった」のか・・・。
もちろん「書かなかった」のであろうとは思っています。
「自意識」を主軸においた物語で、主人公はもう自分のことだけ考えてるから、
そのような文章にしたのだろうと。
(正確なところは、主人公は、自分ですらろくに見てなかったんだろうけど。嫌いじゃないけどね、そんな女)
相変わらず小ネタもたくさん。ただ、私ゃあんまりわからなかったなぁ。
ナウシカとかハルヒくらいならニヤニヤできたけど。あと鍋。
『虐殺器官』も良かったし、少々抵抗があって読まずにいた『METAL GEAR SOLID』も読んでみようかしら・・・。
ハヤカワSFシリーズ Jコレクション。
充分に楽しめるディストピアものでした。
ネットのどこぞでの評価で「百合モノ」って扱いされてたけど、それはどうかなぁ、とは思うけど。
「管理社会、大好き(はぁと)」な私にとっては明日からでも歓迎したい世界ではありますが、
まぁきっと息苦しくなってしまうのでしょう。
つまり、酒や煙草やカフェインを「選ばない自由」が欲しいわけですよ。
誰かから禁止されて、ってのは好みに合わない。
他者に迷惑かからない範疇でなら、自分で決めるし、自分で決めたほうがいい。
そもそも縛られて上手くいった試しがねぇよ、この人生。
外部システム(周辺環境とか)に頼りきってると、万が一には心中するしかなくなるからね。
その「~しかなくなる」ってのが嫌だから。
読んでいるあいだ、容姿描写がほとんどないのが気になった。
これを、作者が「書かなかった」のか「書けなかった」のか・・・。
もちろん「書かなかった」のであろうとは思っています。
「自意識」を主軸においた物語で、主人公はもう自分のことだけ考えてるから、
そのような文章にしたのだろうと。
(正確なところは、主人公は、自分ですらろくに見てなかったんだろうけど。嫌いじゃないけどね、そんな女)
相変わらず小ネタもたくさん。ただ、私ゃあんまりわからなかったなぁ。
ナウシカとかハルヒくらいならニヤニヤできたけど。あと鍋。
『虐殺器官』も良かったし、少々抵抗があって読まずにいた『METAL GEAR SOLID』も読んでみようかしら・・・。